小國神社

  Okuni-Jinja

●どんな神社なの?
 【御祭神】  大己貴命(おおなむちのみこと)
 【例祭日】 4月18日

 小國神社は遠江国の一宮です。
 創起についての詳細はわかっていませんが、社記によると、第29代欽明天皇の御代16年(西暦555年)2月18日に本宮山に御神霊が出現し鎮斎されました。
 のちに、都から勅使がつかさわれ、本宮山から約6km南の現在地に社殿を造営、新宮を営み、「小國宮」と称したのが起こりといわれています。

 1572年(元亀3年)徳川氏の目代・武藤氏定が武田信玄に見方し、甲斐の軍勢を招いて小國神社に叛いた時、神主小國重勝は息子・千松麻呂を人質として徳川氏に訴えたところ、家康公は神主に命じて御神霊を遷し、願文と三条小鍛治宗近の太刀を奉納して戦勝を祈願した後に火を放ち、社殿を焼き払いました。
 その合戦で勝利をおさめた家康公は、1575年(天正3年)家臣・本多重次に命じて、本殿を造営、遷宮させ、続いて1583年(天正11年)末社、拝殿、廻廊を造営、1585年(天正13年)楼門を再建させました。
 現在の社殿は、1882年(明治15年)に焼失した社殿を再建したものです。
 

社名標
 


鳥居
 


参道
 


手水舎
 


拝殿前の鳥居

小槌

拝殿

●”縁結び”の御神徳があるのは?
 御祭神・大己貴命は、大国主命(大国さま)とも称され、国土開発、縁結び、山林・農業・医薬、知徳剛健等の守護神といわれています。

●ここをチェックしてね!
事待池
 鳥居から拝殿に向かう参道の途中の左手にある池。
 小國神社に参拝し、願掛けをして心願成就すれば池に鯉を放つので「ことまち池」といいます。また、池の水をイボにつけると、イボがとれることから「いぼとり池」ともいいます。
 
家康公「立ちあがり石」
 徳川家康公が浜松城に居を構えていた折、三方原合戦の前年の1572年(元亀3年)9月に願文と三条小鍛治宗近の太刀を小國神社に奉納し開運を祈願した折と、1574年(天正2年)4月に犬居城攻略の道すがら参拝した折に腰掛けて休息されたといわれる石です。
 人生の再起を念じて石に腰掛ける人も少なくないとか。
 
大杉
 樹齢千年余りの杉で、御神木の1つに数えられていました。古来より「願掛杉」「福寿杉」「虫封杉」とも言われてきました。残念ながら1972年(昭和47年)の台風で倒れ、現在は根株のみが展示されています。根株の周長約9メートル、重さ約11600kg。
 
本宮山
 小國神社から北へ約6kmほどのところ、標高511mの山頂に荒魂をお祀りしている奥宮・奥磐戸神社があります。
 例祭日は1月6日。青葉祭は5月6日。

参拝して、徒然なるまま一筆啓上
 こんなに人里から離れたところにあるとは思っていなかった…というのが正直な感想でした。とても緑が豊富で心がやすらぎます。
 豊橋でも小國神社の交通安全ステッカーを車に貼っている人を見かけます。小槌がモチーフになっているので、なにかいわれがあって、それをアピールしているのだとばかり思っていたのに、由緒書にはそのことは書かれてませんでした。気になる…。
 
●データ  
  所在地 静岡県周知郡森町一宮3956-1

  問合せ 0538-89-7302
  参拝時間 終日
  駐車場 200台くらい
  URL http://www.okunijinja.jp/

事待池


家康公「立ちあがり石」


大杉


絵馬
 

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