岐佐神社

  Kisa-Jinja

●どんな神社なの?
 【御祭神】 蚶貝比賣命(きさがいひめのみこと)
        蛤貝比賣命(うむがいひめのみこと)
 【例祭日】 旧暦9月14〜15日(平成16年は10月27〜28日)

 岐佐神社は、延喜式にも その名が記されている古社で、神社覈録(かくろく)には「孝徳天皇3年(西暦647年、大化3年)丁未(ひのとひつじ)11月、岐佐神社に天児屋根命(あめのこやねのみこと)を祀る」と記されています。

 岐佐神社由来記によると、1498年(明応7年)の『明応の津波』によって浜名湖の湖口が切れ、舞澤の郷が水中に漂没し、満目荒涼たる堆砂の丘の上 にあった柳の古木の根本に「岐佐大明神」の小神祠を見つけた里人たちが社殿を建立し、お祀りしたのが現在の鎮座地です。 (それ以前の鎮座地は、弁天島海底遺跡のあたりだったようです)
 現在の社殿は、1912年(大正元年)に造営されたものです。

 御祭神・蚶貝比賣命と蛤貝比賣命に関する神話が、『古事記』に記されています。
 ──大国主命と兄・八十神(やそがみ)が八上比賣命(やがみひめのみこと)をめぐって争った折、八上比賣命が大国主命を選び、結婚の約束をします。
 これに怒った兄神たちは、大国主命に「手間山から赤猪を追い出すから山の下で捕まえろ」と命じ、山から真っ赤に焼いた石を転がしました。
 その石を赤猪と思って抱きとめた大国主命は、たちどころに火傷を負って死んでしまいます。
 それを悲しんだ母神が高天原に上り、神産巣日神(かみむすびのかみ)に大国主命を生き返らせてくれるようにお願いしたところ、神産巣日神の御子・蚶貝比賣命が『あかがい』の貝殻で白い粉を作り、蛤貝比賣命が『はまぐり』の水を出し、それらを練り合わせてつくった膏薬を大国主命の体に塗りつけたところ、元の麗しい元気な姿に戻られ ました。──

 御祭神が海に関係している神様であることから、水産・漁業の守り神としてはもちろんのこと、上記の神話から、火傷・病気にも霊験あらたかと信仰されてきました。 
 

社名標


鳥居


拝殿へ向かう階段
 


拝殿
 


御神木
 
●ここをチェックしてね!
赤石
 『古事記』に記されている神話──大国主命が八上比賣命と結婚することになったのに怒った兄神たちが、大国主命に「手間山から赤猪を追い出すから山の下で捕まえろ」と命じ、山から真っ赤に焼いた石を転がし 、それを捕まえた大国主命が火傷を負って死んでしまう。──
 その治療にあたったのが、岐佐神社の御祭神である蚶貝比賣命と蛤貝比賣命であることから、「赤石」が祀られています。(写真→)
 
拝殿の棟瓦に「岐佐神社」の文字が…
 右→左に「岐」「佐」「神」「社」の文字が見えます。(写真↓)
 

参拝して、徒然なるまま一筆啓上      
 なかなか見つけられず、周囲をグルグルとドライブ。(-_-;
 岐佐神社周辺に一方通行が多いのと、縮尺1/25000の地図しか持ってなかったこと、それと私の車のカーナビに岐佐神社の”(神社)マーク”すら登録されていなかったことが 招いた結果(?)です。あ〜ぁ。
 
●データ  
  所在地 静岡県浜松市舞阪町舞阪1973
  問合せ 053-592-0304
  参拝時間 終日
  駐車場 2台くらい
 

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