日吉大社

 
Hiyoshi-Taisha

日吉大社の境内図を見る


●どんな神社なの?              

 全国に3800余社ある日吉の分霊社の総本社。
 例祭日は、4月12日〜15日。(山王祭)

 日吉大社 東本宮の御祭神・大山咋神は、もともと比叡山(日枝山)の地主神であったことや、最澄が比叡山の天台宗(延暦寺)を開き、「台密」と呼ばれる特殊な秘法を行なったことから、古くからあった山岳宗教と結びつき、やがて神仏習合思想に密着して、延暦寺と共に発展してきました。
 比叡神を山王と称していたことから、「日吉山王社」、「山王権現」と呼ばれていました。
 
 境内には東西本宮を中心にして数多くの摂社・末社が鎮座し、これを各祭神の格式によって「上」「中」「下」の3階層に区分し、それぞれを7社とし、「山王二十一社」と称してきました。
 これは、「7」という数が、天台宗で”北斗七星”として崇められていたことによるものです。
 

山王二十一社              
上七社 中七社 下七社
社名 御祭神 社名 御祭神 社名 御祭神
西本宮 大己貴命 大物忌神社 大年神 樹下若宮 玉依彦神
東本宮 大山咋神 牛御子社 山末之大主神荒魂 竈殿社 奥津彦神・奥津姫神
宇佐宮 田心姫命 新物忌神社 天知迦流水姫神 竈殿社 奥津彦神・奥津姫神
牛尾宮 大山咋神荒魂 八柱社 五男三女神 氏神神社 鴨建角身命
琴御館宇志麿
白山姫神社
(白山宮)
白山姫神 早尾神社 素戔嗚神 厳滝社 市杵島姫命
湍津島姫命
樹下神社 鴨玉依姫神 産屋神社 鴨別雷神 剣宮社 瓊々杵命
三宮神社 鴨玉依姫神荒魂 宇佐若宮 下照姫宮 気比社 仲哀天皇
               


赤鳥居
 

   


山王鳥居
 

   
山王霊石 「祇園石」
 
西本宮
 御祭神は、大己貴神。
       (おおなむちのかみ)
 農・工・商すべての産業開発、商売繁盛、厄除け、交通安全等にご神徳があるといわれています。

 本殿は、桁行五間、梁間三間、日吉造、桧皮葺で、1586年(天正14年)に建てられたもので、国宝に指定されています。
 
 


石造りの手水舎
 

   
龍の水口
 


西本宮 楼門
 

   


西本宮 拝殿
 

   
西本宮 本殿
 
宇佐宮
 御祭神は、田心姫神。
       (たごりひめのかみ)
 航海、海上安全の神。

 本殿は、桁行五間、梁間三間、桧皮葺。西本宮・東本宮と同じ日吉造で、1598年(慶長3年)に建てられました。高い床下に大きな岩が露出しているところが意味ありげ。
 国の重要文化財。
 
 


宇佐宮 拝殿
 

   
宇佐宮 本殿
 
白山宮
 御祭神は、菊理姫神。
       (きくりひめのかみ)
 仲裁の神といわれています。

 本殿は、三間社流造、桧皮葺で、1598年(慶長3年)に建てられました。
 樹下神社本殿とほぼ同形式ですが、装飾金具が少なく簡素な造りになっています。国の重要文化財。
 
 


白山宮 拝殿
 

   
白山宮 本殿
 
樹下
 
 御祭神は、鴨玉依姫神。
   (かもたまよりひめのかみ)
 子育て、長寿、家内安全、殖産興業のご神徳があります。

 本殿は、三間社流造、桧皮葺で、1598年(慶長3年)に建てられました。
 白山宮・本殿とほぼ同形式ですが、装飾が多いのが特徴。国の重要文化財。

 
 


樹下社 本殿

 

     
●”縁結び”の御神徳があるのは?        
 縁結びのご神徳があるのは、東本宮と末社・気比社です。
 東本宮のご神徳は、良縁以外に、地主神、山林、治水、土木、家内安全、子授け、人間生活の守護神となっています。
 気比社のご神徳は、縁結びの他に、道びらきの守り神、天下泰平です。
 
東本宮


東本宮 楼門
 

   


楼門から拝殿を見る
 

   
東本宮内にある神輿殿
 

   
気比社


東本宮 拝殿
 

   


東本宮 本殿
 

   
仲哀天皇を祀る気比社
 
●ここをチェックしてね!              
山王霊石 「祇園石」  
宇佐若宮
 山王鳥居をくぐってすぐのところにある石で、祇園の神が鎮座される磐境で眼病に霊験があると伝えられる霊石です。

たくさんある摂社・末社
 日吉大社の境内には、数多くの摂社・末社があります。
 それぞれお祀りしている御祭神が違い、ご神徳も違うので、各社に記されている看板(?)を眺めながらまわるのもおもしろいです。

 以下に掲げてある写真は、末社の一部です。
 
安産・子育て、美貌の神
 
大竃宮
   
○包丁塚
   
竃殿社


食事・調理にご利益あり?
 

   


大竃宮裏手にある包丁塚
 

   
食事・調理の神
 
日吉東照宮
 山王一実神道を復興した僧・天海が1623年(元和9年)に建立したもので、”関西の日光”といわれ、権現造りの発祥といわれています。土曜、日曜、祝日のみ拝観できます。
 日吉東照宮については、こちらをご覧ください。
 
参拝して、徒然なるまま一筆啓上      
 想像していたよりも境内地が広くて驚きました。係りの人から、「ざっとまわるだけで30分くらいかかりますよ」と言われてはいたんですが、30分ではちょっとムリです。

 建築物の美しさはもちろんですが、美しく整備された境内の緑と静寂さが大変心地よく、心が癒されていくのがわかります。
 上七社の本殿のまわりに溝が整備され、水が流れているところが、なんともいえない雰囲気をかもし出しています。
 
●データ

日吉大社の境内図を見る

所在地 滋賀県大津市坂本5丁目1-1

問合せ 077-578-0009
参拝時間 9:00〜16:30
拝観料金 300円 
(30名以上の団体の場合 270円)
(日吉東照宮とセットだと  450円)
駐車場 20台
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