|
【御祭神】 徳川家康(中央)
日吉大神(向かって右側)
豊臣秀吉(向かって左側)
全国の東照宮の造営は、1616年(元和2年)徳川家康の没後、遺命によって最初に静岡県の久能山、その1年後に日光に祀られて以降のことです。
東照宮に見られるような本殿と拝殿を石の間でつなぐ「権現造り」は、徳川3代将軍・家光が上洛の途中、比叡山天台宗の大僧正・天海上人に命じて考えさせたもので、拝殿と本殿の間にある石の間が数段低く造られているのが特徴です。
これは、祭典奉仕者が御祭神である将軍に対して背を向けて奉仕しても非礼にならないよう配慮されたもので、この日吉東照宮が「権現造り」の発祥だといわれています。
日吉東照宮は、1623年(元和9年)に造営され、寛永年間(1624年〜)に現社殿が再建着工され、1634年(寛永11年)7月に勅使を迎えて盛大に正遷座が斎行されました。
日光東照宮が再建着工されたのがその年の秋で、1636年(寛永13年)に正遷座されていることから、日吉東照宮が日光東照宮の雛形だったのではないかといわれています。
明治以前は比叡山・延暦寺の管轄下にありましたが、神仏分離令が出されてから日吉大社の管轄におかれ、1876年(明治9年)から日吉大社の末社に制定されました。
|