貴船神社

  Kifune-Jinja

●どんな神社なの?            
 【御祭神】 高?神(たかおかみのかみ)
 【例祭日】 6月1日(貴船祭)
 
鳥居


参道
 

 

 全国に500社を数える貴船神社の総本社です。

 古くは、気生嶺(根)、木生嶺(根)、黄船、貴布禰、木船などと記述されていました。中でも「貴布禰」が多数だったようですが、1871年(明治4年)5月24日に「貴船神社」と裁定されました。

 貴船の地名は、大地全体から生命や生気である「気」が龍のごとく立ち昇るところ、気の生まれる嶺、気の生まれる根元であるというところに由来していると言われています。

 貴船神社の創建は明らかではありませんが、天武天皇白鳳6年(678年)に社殿の造替が行われたとの記述があります。
 また、平安時代中期の寛弘年間(1004〜1011年)から江戸時代まで、賀茂別雷神社(上賀茂神社)の摂社とされていました。

 1046年(永承元年)7月25日、出水で社殿が流損したため、1055年(天喜3年)4月26日に現在の場所に社殿を奉遷。それまで社殿があった場所を「奥宮」として奉斎し、現在に至っています。

 818年(弘仁9年)嵯峨天皇が勅使を遣わして降雨祈願をしたのをはじめ、和泉式部が恋愛成就の祈願を、平実重は蔵人昇任を、大宮人は賀茂競馬の必勝、源義経は源家再興、徳川家光が疱瘡平癒を祈願するなど、古くから運気発祥祈願の地として信仰を集めてきました。

 

本社
 
 
本社内部
 
   
手水舎
 


結び文200円
 

●”縁結び”の御神徳があるのは?
 縁結びにご利益のあるのは、中宮の結社(ゆいのやしろ)です。
 結社は本社と奥宮の中間に位置する貴船神社の末社で、御祭神は磐長姫命。あらゆるものの良縁を結び、恋を祈る神として信仰を集めています。

 貴船神社が縁結びの神様といわれるようになったのは、女流歌人・和泉式部が夫の心変わりに悩み、この貴船神社に参拝祈願し、冷めた夫の愛を取り戻したというエピソードから。
 
  中宮・結宮(ゆいのやしろ)
 結社に参拝する際、本宮境内にて「結び文」(200円)を購入し、結願い事を書き入れ、結社の所定の場所に結びつけると願いがかなうと言われています。
 
●ここをチェックしてね!            

 貴船神社といえば、朱塗りの灯篭が並ぶ石段が印象的な神社。 本宮を参拝しただけで帰ってしまうのはもったいないので、奥宮まで足を伸ばしましょう。もちろん中宮・結社で良縁祈願をするのも忘れずに!

 ここで押さえておきたいのが正しい(?)参拝順序。本社の後、奥宮を参拝し、最後に中宮(結社)に参拝するのが正しい参拝順序なのだそうです。
 ちなみに、本宮・中宮・奥宮それぞれの御神徳は、本宮が諸願成就、中宮が縁結び、奥宮が心願成就とされています。

 
奥宮に至る参道
 

奥宮の入り口
 
 
奥宮本殿前の拝殿
 
   
奥宮本殿
 
「水占(みずうら)おみくじ 」
 社務所で占い用紙(200円)を購入し、「水占齋庭」という霊泉に浮かべてしばらくすると、文字が浮かびあがります。(写真右)
 中央の○の中に「大吉」「凶」などが、上下の欄に、願望、恋愛、方向、旅行、学問、病気、失せ物、転居などの結果が表示されます。
 

占いを行う霊泉「水占齋庭」
 
   
水に浮かべると文字が…
 

貴船神社は絵馬発祥の社
 古くから雨乞いの社として信仰されていた貴船神社では、雨が降らないときには「黒馬」、雨が続いたときには「白馬」か「赤馬」を奉げて祈願するならわしになっていました。生きた馬のかわりに板に馬の絵を描いた「板立馬」を奉納したことが、今日の「絵馬」の原型になってといわれています。

御神木の桂
 参道の階段を上がりきったところにある神門の隣、中宮・結社に御神木の桂の木があります。これらは京都市の天然記念物に指定されています

天の磐船
 貴船の山奥から出た船型の自然石で重さ6t。中宮・結社のとなりにあります。

舟形石
 神武天皇の母である玉依姫が浪花より鴨川を遡ってこの地に至る際に乗った黄船を小石で積み囲んだとされる石組み。奥宮本殿の横にあります。
        

和泉式部歌碑
夫との不仲に悩んだ和泉式部が貴船川に飛ぶ蛍を見て歌に託して祈願したところ、社殿の中から返歌が聞こえてきて、ほどなく夫婦円満になったことにちなんだもの。
 【和泉式部】
  「ものおもへば沢の蛍もわが身より あくがれいづる 魂かとぞみる」
 【返歌】
  「おく山にたぎりて落つる滝つ瀬の 玉ちるばかり ものな思いそ」


 

 
絵馬発祥の社 記念像


天の磐船


和泉式部歌碑
 
参拝して、徒然なるまま一筆啓上
 前回参拝したのは2002年9月6日。今回は2003年8月24日なので、約1年の年月が経ったわけですが、鳥居をくぐって朱塗りの灯篭が立ち並ぶ石段のところまでくると、なにやら前回とは違う雰囲気が…。(^_^;

 昨年撮影した右の写真と、このページの最初の写真を比べてみてください。石段の中央に手すりが設置されてい るのがわかりますか?絵葉書やグラビアページを飾った、あの趣ある景観がステンレス・ヘアラインの手すりでブチ壊しになってました。(T_T)

 もしガイドブックや雑誌のグラビアに手すりのない石段の写真が掲載されていたら、それはちょっと古い情報かもしれません!?
 
●データ  
  所在地 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180

  問合せ 075-741-2016
  参拝時間 6:00〜20:00
  駐車場 8台(500円/2時間)
  URL http://kyoto.kibune.or.jp/jinja/
 
 
2002年9月に撮影した参道

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